積んでた『Life is Strange』をクリアしたけど
この写真が一番好きです。
それは置いといて結論から言うと
「そうでしょうね」といった感想でした。
時間を遡る能力ってことは主人公がボロボロになるまで頑張るということ。
そしてそれは良いことばかりではなく、二者択一になる。
【ここから先はネタバレになります】
・割とすぐにクロエにモルヒネを打ちました。
確かに目の前の大事な命に手をかけるのは憚られるけど、相手の苦しみは自分の想像以上のものであると思うんです。
家族は借金を背負いながらも娘のために全てを注いでいます。
それでもその人が「苦しい」と「殺してくれ」というのなら、その決意を受け入れるべきだと思うんです。
これは「先が長くない」「親友だから」こその選択です。
それを背負うことになるのは自分なのですが。
・デイビッドにもクロエが死んだことを伝えました。
銃を持っていること、感情的になることをわかっていて伝えました。
そこから先はデイビッドの判断です。
娘を殺されたら当然、先生を撃つでしょう。僕でも撃つと思います。
今伝えないで終身刑にしたところで犯人が反省するか、何かを感じて考えるのか?
反省したところで遺族は犯人が生きていて終身刑まであと何年と思い続けることになります。
仮に犯人が反省して手紙を書くようなことがあれば、遺族の思いが変わる可能性はありますし、遺族の考え方が時間と共に変わるといったことも考えられますが、
ここに他人が介入する余地はありません。
そもそも上記のことを信じた上でデイビッドに言わない、という選択肢を選ぶなら理性的で尊重すべき意見だと思います。
こういった重要な場面で考えさせられるからこそ、このゲームの評価が高いのだと思います。
ただ、能力のせいで重い選択が来る、結末は恐らくハッピーエンドではないと身構えてしまっていたので「そうでしょうね」という感想になりました。
ちなみにケイトをいじめていた人間たちには殺意満々で接していました。
しかし元凶がネイサンであり、証拠を集める必要がでてきたので接し方を変えました。
ヴィクトリアは最後も話を聞かなかったので「最悪死ぬかなー。まぁいいか」と。
ネイサンも最後電話で謝ってましたけど「はーい」って感じでした。
最後に
人と仲良くなると悩んで考えて距離が近くなって守りたいという気持ちが芽生えてきます。これが面倒なんです。頭が占領されて感情的に動く確率が高くなるから。だからこそいじめた側に対して冷たく当たれるのですが。
こうやって考えると良いゲームですね。