汝の記憶は確かか?
今日はなぜか旅の中の風景が蘇ります。
トンネルの手前で補給を取りながら覚悟を決める
雨の中、集中力を切らさないようにしながら呼吸を整える
北海道の海岸沿いは曇天、波しぶきを浴びながら風の当たる左腕が冷えていく感覚
峠の下りでトラックと共に左カーブに入るドーパミンで切れた頭
雨の中、タイヤ一本分白線の右側にズレて車と並走
歩道すら砂で埋まって歩かないといけない鳥取
千葉なのに東京なのに暗くて道が見えないクソ田舎ぶり
思えば山口県の時点で海岸は向かい風
晴れ、曇り、雨、雷と次々に入れ替わる北海道。雨なのに下り長すぎ
国道6号の歩道も草木で路面見えなくて走れたもんじゃなかった
福島は自転車通れなくてヒッチハイク覚悟したし
次の日の電車は地震で止まるし
東京も名古屋も暑かったなぁ
これだけ記憶があるのに実感がありません。
自転車で走ってて少し田舎になってくると寂しさや孤独感が蘇ります。
生きることを少し手放して
生きたいと思い
生きてるなぁと感じます
ばーい