放遊日記

Let love conquer your mind.

『Return of the Obra Dinn』と『本好きの下剋上』

Return of the Obra Dinn

https://store.steampowered.com/app/653530/Return_of_the_Obra_Dinn/?l=japanese

ストーリーなんて要らない。推理させろ!って人におすすめ。

概要:乗船者数は60人。全員の生死を特定すること。与えられるものは名簿、航海図、懐中時計。この懐中時計は残留思念を読み取ることができ、その時の様子を再現することができる。

純粋な推理です。シャーロックの頭脳で解決とか逆転裁判のどんでん返し無罪とか善人シボウデスのザ・謎解きではない。お前が信じるお前を信じて真相を見つけるゲーム。

クリアに20時間かかりました。集中力が切れたらやめて、また起動しての繰り返し。ちなみに正解判定は3人ずつ。名前、加害者、死因を特定して3人分合っていれば情報が確定(選択肢から消去)する。これがミソです。終盤マジで詰みそうになって「攻略みたいぃぃ」ってなりました。まぁ、見ないんですけど。

本好きの下剋上

死後、司書どころか本もない世界に転生して生きていく話。20歳の子が5歳になるんですけど5歳の幼さは当然、20歳の幼さがでてくる場面があったり、色々と考えることが多くて面白いんですよね。それにこの世界、温かくて優しい。

主人公が「死んでも生まれ変わって本を読む」って言うんですけど、この子だと宗教の知識もあるはずなのに「転生」って言葉が出てくるあたり、よほど好きなんだなーと思っちゃって。というのも本を読めば読むほど現実主義的な考えが強くなる自分がいるから比べちゃうんですよね。こんな感じで序盤から惹かれました。

おわり