放遊日記

Let love conquer your mind.

接客にポリヴェーガルを添えて

ポリヴェーガル理論とは

「迷走神経」は心臓や肺や胃などの監視と調整を行う。これらの器官の働きを脳に伝えると共に脳からの指令を送り返す。「迷走神経」は心と体を繋いでいる。

哺乳類の「迷走神経」は二つ。古い部分と新しい部分。

つまり「交感神経」「副交感神経(背側迷走神経古い腹側迷走神経新しい)」となる。

「交感神経」が活性化すると「闘争・逃走反応」が起こる。心拍数が上がり、血液が送り込まれ、アドレナリンなどのストレスホルモンが分泌される。胃がむかついたり、心臓がドキドキしたり、手に汗をかいたりする。

「背側迷走神経」が活性化すると「凍りつき反応(硬直や死んだふり)」が起こる。動物が極度の恐怖にさらされたときに実行できる単純で効果的な戦略の一つが死んだふり。

「腹側迷走神経」が活性化すると「休止・計画反応(鼓動や呼吸が緩やかになる)」が起こる。これは感情表現に必要な顔や内耳や咽頭の筋肉と結びついている。つまり社会との関わりを調整する機能を持っている。

交感神経を刺激する人間

接客をしていると事細かに金額を気にする人、マウントを取ってくる人、職場の雰囲気すら悪くする人と出会います。一部はわざとそういうスタンスを取っているのではないかと思っています。

そういう人たちに当たったとき、頭の中で「うわぁー(精神的に)キツイのきたー」と思いながら心拍数の上昇を感知、落ち着くよう呼吸を整え、どっしりと構え落ち着いて対応できるよう意識しています。

この時に起こっているのが「闘争・逃走反応」なんですよね。稀に「凍りつき反応」が出ます。

最近気付いたのですが、これって自己モニタリングなんですよね。自分の中で何が起きているのかを認識して次の行動を方向づける。

嫌なことだらけ

それもそのはず。

ネガティブとポジティブの割合は1:3らしいです。割に合ってないです。

だからこそ抗う。知識で!!!

ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」